あきはクリニック

Tel.0250-47-8727|Fax.0250-47-8728

乳腺診療

乳腺診療

マンモグラフィと乳腺エコー

マンモグラフィ(乳房のX線検査)と乳腺エコー(乳腺超音波検査)は検査として優劣があるわけではなく、検出するのを得意とする病変に違いがあるため、併用する検診が勧められています。
日本人の乳がん好発年齢40~50歳代の7割はデンスブレスト(高濃度乳房)と言われており、このような場合は乳腺エコーが有用です。
さらに乳腺エコーでは、マンモグラフィに伴う痛みや被ばくがないことも大きな利点です。
マンモグラフィは主に集団検診(一次検診)として用いられ、その後の精密検査(二次検診)には乳腺エコーが用いられています。

当院の乳腺エコー

高画質で、エラストグラフィ(組織の硬さを調べ、がんを発⾒しやすくする機能)を搭載した高機能機種を使⽤しています。
年齢や食事の制約はありません。上下に分かれる楽な服装でおいでください。
超音波検査専⽤の診察室でプライバシーに十分配慮し検査いたします。
上半身の衣服を脱衣いただき、乳房にゼリーを塗り、プローブという装置を当てて検査します。検査は、痛みも被ばくもなく約20分で終了します。
女性検査技師が担当しますので、質問や相談も気軽にできます。
検査後は、医師が結果説明をいたします。

検査受付時間

予約は不要ですが、午前診療の場合は12時まで、午後診療の場合は17時までに受付を済ませてください。
所定の時間以降に受付をされた方に関しては、受診当日に検査をお受けすることができない可能性があります。あらかじめご了承ください。

よくある病気

乳がん


乳腺にできる悪性の腫瘍です。診断がついたら専門病院へご紹介します。手術後は乳がん連携パスに従い、病院と連携し当院で経過を診させていただきます。

線維腺腫


良性なので多くは心配ありません。大きいものや増大傾向があるものは経過観察、針生検、切除も考慮されます。

乳腺炎


何らかの原因で乳腺に炎症が起こる病気です。授乳期に起こりやすく、痛みや熱感、腫れ、悪寒などを伴います。膿がたまっている場合には切開排膿が必要となります。

乳輪下膿瘍


陥没乳頭の⼥性に起こりやすく、乳輪の下に膿のたまり(膿瘍)やろう孔(⽪膚に通じるトンネル)ができることもあります。

「月に一度は自己検診、年に一度は超音波」

「月に一度は自己検診、年に一度は超音波」が当院のお勧めする乳がん検診です。
乳がん患者さんの7~8割は、ご自身で乳房のしこりに気が付いてから医療機関を受診しており、これほど自己検診が有用ながんは他にありません。
ただし、乳がんの約3割は病変が小さい、深いなどの理由で自己検診では見つけにくく、超音波検査の併用をお勧めします。

自己検診(触診)の方法

⾃⼰検診の時期は、⽣理が終わった5〜10⽇の間が適当です。閉経後の⽅は毎⽉、⽇を決めて⾏ってください。
人差し指、中指、薬指の3本の指の腹で、乳房の外側から乳首に向けて、順々にもれなく滑らせて行います。
お風呂で石鹸をつけると滑りやすく、わずかな違いが分かりやすくなります。また仰向けで行うのも良い方法です。しこりが触れてもがんとは限りません。まずはご相談ください。

費用

しこり、痛みなど何らかの症状がある場合は保険適⽤となり、検査料金は3割負担で約2,000円です。薬が処⽅された場合や追加の処置が必要になった場合は追加費⽤がかかります。
症状のない⽅や⼈間ドックなどの検診⽬的の場合は⾃由診療となり、4,240円です。但し、追加検査を⾏った場合は追加費⽤がかかります。


PAGE TOP