あきはクリニック

Tel.0250-47-8727|Fax.0250-47-8728

乳腺診療

乳腺診療

乳房の検査法

マンモグラフィ

乳房を板で挟み薄く広げた状態でX線撮影を行います。視診や触診では見つけにくい病変や石灰化などが確認できます。乳がん死亡率減少効果が明らかな検査方法はマンモグラフィであり、日本では40歳以上の乳がん検診として推奨されています。
ただし、痛みを伴うということと、ごく少量ながら放射線による被ばくがあるという欠点があります。

※当院ではマンモグラフィ検査は行っておりません。

超音波検査(エコー)

乳房に超音波を当て、その反射波を利用して画像を作ります。乳房内の小さな病変も見つけやすく、マンモグラフィに比べ①病変の良性・悪性の判断がし易い、②高濃度乳房でも病変を検出し易いという特徴があります。さらに痛みや被曝がないことも大きな利点です。

超音波ガイド下針生検

超音波を見ながら、病変に針を刺して組織を採取し、その組織を顕微鏡で調べます。病変の良性・悪性などを判断するための検査です。

マンモグラフィと超音波検査は、検査として優劣があるわけではなく、検出するのを得意とする病変に違いがあり、併用して検査を行うことが勧められています。

当院の乳房検査

当院では、超音波検査を行っています。

特徴

高画質で、エラストグラフィ(組織の硬さを調べ、がんを発見しやすくする機能)を搭載した高機能機種を使用しています。
検査は女性技師が担当し、プライバシーに十分配慮し検査を行います。

検査の流れ

  1. ①上半身の衣服を脱いでいただきます。
    ワンピースなど上下つながった衣服の着用は避けてください。
  2. ②乳房にゼリーを塗り、プローブという装置を当てて検査します。
    検査は通常10~15分で終了します。
  3. ③検査後、医師が結果をご説明します。

その他

  • 年齢や食事の制限はありません。
  • 生理中でも検査に支障はありません。
  • 授乳中は通常の状態と異なり、正確な診断がしにくくなりますが検査は可能です。断乳後に再検査が必要となる場合があります。
  • お子様も一緒に検査室にお入りいただけます。
予約

乳腺診療は予約制です。
下記に該当する方は予約をお願いいたします。

  • 乳腺の症状がある
  • 当院で定期的に乳腺の超音波検査を受けている
  • 乳がん検診で異常を指摘された
  • 乳がん検診(超音波検査のみ)を受けたい

乳がん連携パスの方は予約不要ですが、受付時間が決まっています。
詳細は"乳がん連携パス"の項目をご覧ください。

予約可能曜日・時間

曜日 時間
月・火・木・金曜9:30〜11:30 15:00~16:30
水・土曜9:30〜12:00

予約方法

①ネット

24時間受け付けています。

②電話
受付時間内に0250-47-8727までご連絡ください。
回線が混雑しておりますと繋がりにくいことがあります。

お持ちいただくもの

  • ◆保険証またはマイナンバーカード
    有効な保険証情報が確認できない場合(保険証忘れ、保険証の期限切れ、マイナンバーカードの情報が最新のものでないなど)は、全額自己負担でお支払いいただきます。 ※後日、有効な保険証またはマイナンバーカードをお持ちいただければ差額を返金いたします。
  • ◆診察券 ※再診の方のみ
  • ◆連携パス(病院から受け取った冊子)
  • ◆以下のものは、持っている方のみお持ちください。
    • 各種受給者証
    • お薬手帳
    • 他院からの紹介状
    • 健診結果※健診で異常を指摘された方のみ
    • その他(他院検査結果など)
乳がん連携パス

乳がんの手術後で連携パスをお持ちの方はこちらをご覧ください。

受付時間

予約は不要ですが、下記時間内にお越しください。

午前診療8:30~12:00
午後診療15:00~17:00

お持ちいただくもの

  • ◆保険証またはマイナンバーカード
    有効な保険証情報が確認できない場合(保険証忘れ、保険証の期限切れ、マイナンバーカードの情報が最新のものでないなど)は、全額自己負担でお支払いいただきます。 ※後日、有効な保険証またはマイナンバーカードをお持ちいただければ差額を返金いたします。
  • ◆診察券 ※再診の方のみ
  • ◆連携パス(病院から受け取った冊子)
  • ◆以下のものは、持っている方のみお持ちください。
    • 各種受給者証
    • お薬手帳
    • 他院からの紹介状
      ※事前に病院からクリニックに送られてきている場合あり
よくある病気

乳がん

乳腺にできる悪性の腫瘍です。診断がついたら専門病院へご紹介します。手術後は乳がん連携パスに従い、病院と連携し当院で経過を診させていただきます。

線維腺腫

良性なので多くは心配ありません。大きいものや増大傾向があるものは経過観察、針生検、切除も考慮されます。

乳腺炎

何らかの原因で乳腺に炎症が起こる病気です。授乳期に起こりやすく、痛みや熱感、腫れ、悪寒などを伴います。膿がたまっている場合には切開排膿が必要となります。

乳輪下膿瘍

陥没乳頭の⼥性に起こりやすく、乳輪の下に膿のたまり(膿瘍)やろう孔(⽪膚に通じるトンネル)ができることもあります。

「月に一度は自己検診、年に一度は超音波」

「月に一度は自己検診、年に一度は超音波」が当院のお勧めする乳がん検診です。
乳がん患者さんの7~8割は、ご自身で乳房のしこりに気が付いてから医療機関を受診しており、これほど自己検診が有用ながんは他にありません。
ただし、乳がんの約3割は病変が小さい、深いなどの理由で自己検診では見つけにくく、超音波検査の併用をお勧めします。

自己検診(触診)の方法

⾃⼰検診の時期は、⽣理が終わった5〜10⽇の間が適当です。閉経後の⽅は毎⽉、⽇を決めて⾏ってください。
人差し指、中指、薬指の3本の指の腹で、乳房の外側から乳首に向けて、順々にもれなく滑らせて行います。
お風呂で石鹸をつけると滑りやすく、わずかな違いが分かりやすくなります。また仰向けで行うのも良い方法です。しこりが触れてもがんとは限りません。まずはご相談ください。

費用

しこり、痛みなど何らかの症状がある場合は保険適⽤となり、検査料金は3割負担で約2,000円です。薬が処⽅された場合や追加の処置が必要になった場合は追加費⽤がかかります。
症状のない⽅や⼈間ドックなどの検診⽬的の場合は⾃由診療となり、4,400円です。但し、追加検査を⾏った場合は追加費⽤がかかります。


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