あきはクリニック

Tel.0250-47-8727|Fax.0250-47-8728

内視鏡検査

胃(経鼻・経口)内視鏡検査

当院の胃内視鏡について

当院で使用している経鼻内視鏡は直径5.4㎜(経口内視鏡の約半分)です。
より細い内視鏡を使用することで挿入時の苦痛が軽減され、初めての方にも安心してより楽に検査を受けていただけます。さらにご希望に応じて、鎮静剤の使用も可能ですのでご相談ください。

経鼻内視鏡について

経鼻内視鏡のメリット

  • のどや舌根への刺激が少なく、嘔吐反射が起こりにくい。
    稀に経鼻でも嘔吐反射が起こる方はいます。
  • 体への負担が少ない。
    経口内視鏡と比べ、検査中の心肺機能に及ぼす影響は少ないと言われています。
  • 検査中の会話も可能です。

経鼻内視鏡のデメリット

  • 内視鏡が鼻に入っていく時に違和感や痛みを感じることがある。
    違和感や痛みを軽減させるため、検査前に鼻に麻酔を行います。
  • 鼻出血を起こすことがある。
    検査前に出血予防の薬を鼻に噴霧しますが、鼻腔が狭い場合など、粘膜が傷つき、検査後に出血が見られることがあります。鼻血が出やすい方、血が止まりにくい方はあらかじめお伝えください。
  • 鼻の狭さや角度によっては、内視鏡を挿入できないことがある。
    鼻からの挿入困難と判断した場合には、口からの挿入に切り替えます。
  • 止血処置やポリープ切除はできない。
    組織の採取(生検)は可能です。
新潟市胃がん検診について

施設内視鏡対象者の方の胃がん検診をお受けしています。
バリウム検査は当院では実施できません。

下記に該当する方は新潟市胃がん検診の対象外です。

  • 施設内視鏡検査の対象年齢でない方
  • 消化性潰瘍など胃・十二指腸の器質的疾患で治療中の方
  • 妊娠中の方
  • 胃全摘術後の方
  • 胃がんでESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の既往のある方
    ただし、医療機関での経過観察(概ね5年間)が終了した方は検査可能です。
  • 抗血栓薬(血液が固まらないようにする薬)を服用中の方
  • 鎮静剤を使用希望の方

※別料金でもお受けできません。

予約方法

検査前の説明のためご予約の際はご来院いただく必要があります。
受診券をお持ちになり、受付時間内にお越しください。
電話またはネットでの予約はできません。

予約

検査前に診察や検査の説明が必要ですので、予約の際は受診をお願いします。治療中の病気、内服薬などの情報確認のため、必ずお薬⼿帳などをご⽤意ください。
電話での予約は承っておりません。

予約可能曜日・時間

曜日 時間
月・火・木・金曜 9:00 10:00 11:00 15:15
水・土曜 9:00 10:00 12:00
検査の流れ
検査前日
  • 食事は決められた時間までに済ませてください。
  • 水分は摂っていただいて構いません。
  • 常用薬は普段通り服用していただいて構いません。
  • 検査のため休薬が必要な薬は服用しないでください。
検査当日
  • 何も食べないでください。
  • 水分は取っていただいて構いませんが、水またはお湯のみにしてください。
  • 常用薬は決められた時間までに服用してください。
  • 検査のため休薬が必要な薬は服用しないでください。
検査前の処置
  • 胃の泡を消す薬を飲んでいただきます。
  • 鼻の通りを良くする薬を鼻に噴霧します。
    ※口からの胃カメラを希望する場合は実施しません。
  • 鼻(またはのど)に麻酔をします。
  • 鎮静剤使用を希望する場合は、鎮静剤の注射をします。
  • 血液検査が必要な場合は、採血をします。
検査
  • 左側を下にして横向きになっていただきます。
  • 鼻(または口)から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を直接観察します。
  • モニター画像を説明しながら検査を行います。検査中は会話が可能です。
  • 検査は通常10分前後で終了します。
検査後
  • 診察室で医師が検査結果をご説明します。
    ※新潟市の胃がん検診の方の結果説明は後日です。
  • 検査終了1時間後より飲食は可能です。
  • 鎮静剤を使用した場合、効果が切れるまで休んでいただくことがあります。
追加検査について

がんが疑われたり、荒れた粘膜を認めた際には、追加検査として組織を採取する病理検査が必要となることがあります。
病理検査を⾏った場合は、検査結果が出るまで数週間要しますので、結果説明のために後⽇受診していただく必要があります。

鎮静剤について

初めての内視鏡検査で不安な⽅や過去の内視鏡で苦しかったという⽅は、鎮静剤という「軽い⿇酔」の注射を使⽤することも可能です。これにより、より安楽に検査を受けていただくことができます。
ただし、呼吸抑制や血圧低下などの偶発症が報告されており、安易な使用は慎むべきとされています。また事故防止のため、当日の運転(自動車、バイク、自転車)はできません。

ピロリ菌検査と除菌治療について

ピロリ菌検査と除菌治療は、胃内視鏡検査で胃炎や胃・⼗⼆指腸潰瘍の診断が付いた場合に保険が適⽤となります。
ピロリ菌検査は複数の⽅法があり、当院では血中抗体検査や便中抗原検査、尿素呼気試験が実施可能です。
除菌治療により、潰瘍と胃がんの発症抑制効果が⽰されており、ピロリ菌陽性であれば除菌治療が推奨されています。除菌治療は、3種類の薬を1週間内服し、その後1か⽉以上の間を置いてから除菌判定を⾏います。

費用

症状がある⽅や病気が疑われる場合は保険が適⽤されます。3割負担の⽅は、観察だけの場合約4,000円、病理検査など追加の検査を⾏った場合約10,000円です。
症状のない⽅は⾃由診療となり、16,500円です。但し、病理検査などの追加検査を⾏った場合は追加費⽤がかかります。



大腸内視鏡検査

予約

検査前に診察や検査の説明が必要ですので、予約の際は受診をお願いします。治療中の病気、内服薬などの情報確認のため、必ずお薬⼿帳などをご⽤意ください。
電話での予約は承っておりません。

予約可能曜日・時間

曜日 時間
月・火・木・金曜 10:00 12:00 15:15
水・土曜 11:00
検査の流れ
検査前日
  • 朝から検査食を食べてください。
  • 食事は決められた時間までに済ませてください。
  • 水分は摂っていただいて構いません。
  • 常用薬は普段通り服用していただいて構いません。
  • 検査のため休薬が必要な薬は服用しないでください。
  • 寝る前に下剤を飲んでいただきます。
検査当日
  • 何も食べないでください。
  • 水分は取っていただいて構いませんが、水またはお湯のみにしてください。
  • 常用薬は決められた時間までに服用してください。
  • 検査のため休薬が必要な薬は服用しないでください。
  • 決められた時間になりましたら、下剤を飲んでいただきます。
    当院では複数の下剤を取り扱っています。下剤の服用が苦手な方はご相談ください。
検査前の処置
  • 金属の付いているものは全て外していただきます。
  • 検査着(浴衣タイプ)に着替えていただきます。
    後ろに穴が空いている検査用パンツを着用していただきます。
  • 腸の動きを抑える注射をします。
    ※心臓の病気・緑内障・前立腺肥大症の方は注射できません。
  • 鎮静剤使用を希望する場合は、鎮静剤の注射をします。
  • 血液検査が必要な場合は、採血をします。
検査
  • 左側を下にして横向きになっていただきます。
  • 肛門に麻酔のゼリーを塗った後、内視鏡を挿入し、大腸を直接観察していきます。
    モニター画像を説明しながら検査を行います。
    検査中に何度か体勢を変えていただきます。
  • 検査は通常10〜20分で終了します。
検査後
  • 診察室で医師が検査結果をご説明します。
  • 検査終了後より飲食は可能です。
  • 鎮静剤を使用した場合、効果が切れるまで休んでいただくことがあります。
⼤腸ポリープについて

⼤腸ポリープの⼀部はがん化のリスクのある「前がん病変」です。当院では、そのようなポリープが発⾒された場合は、同時にポリープ切除も⾏っています。切除したポリープは病理検査を⾏いますが、検査結果が出るまで3〜4週間要しますので、後日結果説明のため再度受診していただく必要があります。当院での切除が困難なポリープの場合には、速やかに連携病院に紹介いたします。

ポリープ切除について

ポリープ切除は⼿術治療となり、出⾎や穿孔(腸に穴があくこと)などの偶発症が報告されています。当院では偶発症予防に努めていますが、万が⼀このような事態が起こった場合は、連携病院への救急搬送など適切な対応を⾏います。

鎮静剤について

初めての内視鏡検査で不安な⽅や過去の内視鏡で苦しかったという⽅は、鎮静剤という「軽い⿇酔」の注射を使⽤することも可能です。これにより、より安楽に検査を受けていただくことができます。
ただし、呼吸抑制や血圧低下などの偶発症が報告されており、安易な使用は慎むべきとされています。また事故防止のため、当日の運転(自動車、バイク、自転車)はできません。

費用

症状がある⽅や病気が疑われる場合は保険が適⽤されます。
3割負担の⽅は、観察だけの場合約5,000円、病理検査のため組織の採取をした場合やポリープ切除をした場合は約10,000〜30,000円です。
症状のない⽅は⾃由診療となり、20,000円です。検査料金の他に下剤の料金がかかります。また、病理検査などの追加検査・処置を⾏った場合は追加費⽤がかかります。


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